- 2023.07.12 Wednesday -
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聖書の緑風『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』
神のことばである聖書に教えられたことや感じたことを綴っていきます。 聖書には緑陰を吹きぬける爽風のように、いのちと慰めと癒し、励ましと赦しと平安が満ち満ちているからです。
ロイド氏は説く その19
ひとり子を惜しまず与える主 テキスト要旨 ある日、ひとりの農夫がさも嬉しげに家族と細君に知らせた。彼らの最上の雌牛が双子の子牛を産んだという。一頭は赤で、一頭は白。彼は言った「ひらめいたことは、一頭は絶対主にささげなくてはいかん。時期が来たら一頭は売って自分のものに、もう一頭は売ったものを主にささげるのだ」細君はどちらをささげるのかと訊くと「両方とも同じように育てて、今言ったようにしよう」。何か月もしないうちに、男はしょんぼりとして細君に言った。「まずいことになった。主の子牛が死んでしまった」細君は「どっちが主の子牛か決めてなかったじゃないの」と言った。「決めてたさあ。ずっと白い方にしようと思っていたが、その白いのが死んでしまった。主の子牛が死んでしまった」と言った。 この話を聞いて笑うかもしれない。しかし笑い事ではない。死ぬのは決まって主にささげる白い子牛なのである。家計が苦しくなると、私たちが真っ先に切り詰めるのは献金である。いつでもそれが最初である。自分が好きなことを削るのは最後なのである。こうしたことにどのような態度を取るかで、究極的に神と私たちとの関係が決定する。「主よ、主よ」といくら呼びかけても、それ自体としては神に仕えている証拠にはならない。 胸にグサリとつきささる話である。心の内を見透かされたようでひやりとする。ほんとうに笑っては済まされない。日ごろ「あなたを愛します」「わたしのために死んでくださって、よみがえってくださって、御国の民としてくださる恵みを感謝します」「すべてはあなたのもの、あなたが与えてくださったもの、あなたのものを管理しているに過ぎないのです」「あなたにすべてをゆだねます。生も死も」「明日のことは思い煩いません。あなたのもとに重荷を下ろします」そんな祈りをささげながら、一人前のクリスチャンの顔をしているけれど、ひとたび生活が脅かされそうな気配があると、まだ、窮地に立たされて、三食に事欠くずっとずっと前に、守りの態勢に入り、主を後回しにする。ああ、申し訳ない、恥ずかしい。伏して悔い改めます。レプタふたつのやもめに倣わねば。
Category : ロイド氏は説く
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