『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』
神のことばである聖書に教えられたことや感じたことを綴っていきます。
聖書には緑陰を吹きぬける爽風のように、いのちと慰めと癒し、励ましと赦しと平安が満ち満ちているからです。
サムエル記を愛して その26

サムエル記第一・第二八章 ペリシテ人に恐れおののくサウル

 

 ペリシテ人がまたもやイスラエルと戦う準備を始めました。アキシュはダビデを護衛に任ずると言います。ダビデは承知するのです。ほんとうにダビデはイスラエルに背くつもりなのでしょうか。

 サウルはペリシテに対抗するためにギルボアに陣を敷きます。

 ところがです、サウルはペリシテ人の陣営を見るとひどく恐れわななくのです、5節。

 サウルは主に伺いますが主は夢にも、ウリムにも、預言者にも答えません。無言です。

主の沈黙ほど恐ろしいものはありません。サウルは半狂乱の有様です。

 ついにイスラエルでは厳禁、見つかれば死罪にあたる霊媒の女を訪ね、占いを頼みます。

 こんな記事が聖書にあるのさえ当惑します。

 霊媒によってサムエルが死の世界から出てきてサウルと話をするにいたっては首をかしげるばかりです。

 しかしサムエルのいうことは、生前よりずっとストレートです。

『あす、あなたも、あなたの息子たちも私といっしょになろう。そして主は、イスラエルの陣営をペリシテ人の手に渡される』19節。自分と息子たちの死を、明日と言われて、サウルはショックのあまり倒れてしまいます、32節。

 サウルは霊媒女と家来に介抱されてようやく立ち上がるのでした。彼の最期がすぐ先に迫っているのが分かります。主に見放されるとはなんと悲惨なことでしょう。サウルがひとこと神の前に真心から謝罪したなら、赦されたでしょう。残念です。

 

サムエル記を愛して - -
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