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サムエル記を愛して その18

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サムエル記第一・第二〇章 ヨナタンの真実

 

 サムエルの所に隠れていることが発覚したからにはダビデはまた王のそばに帰らざるを得ませんでした。しかし危険はいっそう増しています。一瞬も油断できません。ダビデはヨナタンに綿々と自分の無実を訴えます。今やヨナタンだけが頼りです。そしてヨナタンはダビデの信頼を裏切ることはありませんでした。父親の非を認め、サウルからダビデを守ることを誓います。

 

 恒例になっている王との食事会にダビデが欠席したことから、サウルはダビデの肩をもつヨナタンにまで激しい怒りの矛先を向け、なんと息子に槍を投げつけるのです。怒りと悲しみに心痛めるヨナタンは事の次第をダビデに伝えるために野原で密会します。父親の悪をあからさまに言わなければならないヨナタンの苦悩はいかに深いことでしょう。

 

 しかし『ヨナタンは自分を愛するようにダビデを愛していた』17節、のです。ダビデを愛することによって自分の命が奪われることも覚悟で、ダビデを愛したのです。この愛は神が与えたものに違いありません。神はダビデを、ご自分の民のために用いるために、ヨナタンに愛を備えられたのです。とはいえ、ヨナタンは心から激しい熱情でダビデを愛し、ダビデもまたヨナタンの友情にすがり、友情を喜び感謝して、受け入れるのです。

 

 『主が、私とあなた、また私の子孫とあなたの子孫との間の永遠の証人です』42節、といって、神が間に立つ友情であることを確認し約束しあいます。二人は泣きながら抱き合って別れます。ヨナタンはダビデを逃がすのです。

 

 

 

2018.05.26 Saturday 21:16 | - | - | 
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2019.01.28 Monday 21:16 | - | - |