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みんなのブログポータル JUGEM

聖書の緑風

『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』
神のことばである聖書に教えられたことや感じたことを綴っていきます。
聖書には緑陰を吹きぬける爽風のように、いのちと慰めと癒し、励ましと赦しと平安が満ち満ちているからです。
  • 2018.04.17 Tuesday - 10:13

サムエル記を愛して その16

サムエル記第一・第一八章 ダビデを愛する人たち、妬みと敵意にかられるサウル王 

 

 死んだゴリヤテのかたわらで首を持って立っているダビデを見て、だれが事実だと信じたでしょう。サウル王にしてからが『あれは、だれの子か』とうわ言のようにくり返しています。つい数分前まで兄たちから『なにしにきたのだ』と邪魔者扱いされた羊飼いの少年ダビデは、今や国中の人気者、いや、敵側にまで知れ渡った英雄です。天から飛び降りてきた戦う天使ミカエルのようです。ダビデに心をときめかしたのは乙女たちだけではありませんでした。

 

 サウルの息子ヨナタンはダビデのファン第一号です。王の世継ぎ、王子ヨナタンがです。『ヨナタンの心はダビデの心に結びついた。ヨナタンは自分と同じほどにダビデを愛した』1節。以後、ヨナタンは自分の命をかけて何度もダビデの危機を救い、愛を全うします。

 

 ところが、英雄に試練はつきものですが、ダビデは一番愛されていいはずの王サウルに激しく嫉妬され、ねたまれることになります。《ねたみ》ほど恐ろしいものはありません。ダビデを凱旋将軍のように迎えた乙女たちが手に手に楽器をかき鳴らし『サウルは千を打ち、ダビデは万を打った』とはやしたてるのを聞くと『サウルは非常に怒り「彼にないのは王位だけだ」』と言って、その日以来、ダビデを疑いの目で見るようになった』9節。

 

 サウルはいつかダビデが自分に代わって王になることを感じたのでしょう、この思いは神がそっとサウルの心に入れたのかもしれません。サウルはダビデを戦いの前線に出して、いつ戦死してもいいように図ります。ところがダビデは行くところどこでも戦勝をあげます。負けを知らないダビデに、サウルはますます恐れおののくのです。主の霊はすでに彼を離れ、ダビデに激しく降っていたのですから、勝敗は明らかです。サウルは次第に重く心病むようになり、時に行動は常軌を逸し、ある時はダビデに槍を投げつけるのです。

 

 サウルの心は邪悪に満ち、姦計をめぐらします。王はダビデに、長女メラブを与えるから勇敢に戦えというのです。王の婿の地位を提供するのです。将軍以上の地位です。国の支配者になれる立場です。男としてこれを望まない者はいないでしょう。女性が王子様の花嫁に憧れるように、ダビデに男性シンデレラの夢があっても不思議ではありません。ダビデだけが特別に野望や功名心が強かったわけでもないでしょう。

 

 ダビデはその気になり、たぶん結婚の準備も具体的に進められていたでしょうに、その直前でサウルは約束を反故にしてメラブを他の人に嫁がせてしまいます。周囲も知っていたでしょうし、当のメラブにショックを与えなかったはずはありません。メラブは国中の乙女たちの熱い羨望を一身に浴びて得意の絶頂に立っていたはずです。もしかしたらメラブは花嫁衣装に身を包んでいた時だったかもしれません。婚宴の直前でひそかに連れ去られたのかもしれません。

 

 これが実の娘にすることでしょうか。サウルは父親でしょうか。メラブがダビデを慕っていたことは当然知っていたはずです。ところが続いて『サウルの娘ミカルはダビデを愛していた』20節、とあります。破廉恥な出来事に続く一節は意味深長です。サウルはまたも娘の乙女心を利用してダビデを殺害しようと企みます。ダビデは真正面からサウルの難題をクリヤー、婿資格テストに合格し、みごとにミカルを妻にします。

 


  • 2018.05.07 Monday -

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