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みんなのブログポータル JUGEM

聖書の緑風

『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』
神のことばである聖書に教えられたことや感じたことを綴っていきます。
聖書には緑陰を吹きぬける爽風のように、いのちと慰めと癒し、励ましと赦しと平安が満ち満ちているからです。
  • 2017.10.21 Saturday - 11:33

サムエル記を愛して その9  

サムエル記第一・第九章 サムエルとサウルとの出会い

 

 この章からサムエル記の風景はがらりと一変します。馴染みのない新人が登場します。

『ベニヤミン人で、その名をキシュという人がいた。キシュにはひとりの息子がいて、その名をサウルと言った』1、2節。

 

 読者には、ああ、このサウルという人がキーパーソンだな、たぶんイスラエルの初代の王になる人に違いないと推測が出来ます。そんな書き出しです。しかし、サムエルが仲介者になるはずですから、見知らぬ二人がどのようにして出会い、どんなプロセスを得て、国中の人がサウルを王として認めるようになるのか、そこに興味が沸いてきます。

 

『王を立てよ』とは神様のご命令ですから、しばらくは神さまが直接に事態を引っ張っていくことになると、それも推察できます。はたして、その通り神様は日常生活の出来事を通してサムエルとサウルの出会いを創ります。その不思議な道のりを追ってみます。

 

 サウルは父の言いつけで行方不明の雌ろばを探しに行く→従者の助言で町の預言者に訊くことにする→ちょうどサムエルが来ることになっていた→サウルとサムエルの初対面(主はサムエルにサウルが来ることを前日に告げていた)→サムエルはサウルこそが選ばれた王であることを確認→サウルはもてなしを受けサムエルと会食。

 

 サムエルとサウルが町の有力者たちの前で食事の席に着いたことで、サウルが特別な人であることが人々に知れ渡ります。神の道備えに深い配慮を感じます。

 

サムエル記第一・第十章 公認される初代の王サウル

 

 神は慎重にことを進めます。一見、あまり興味をそそられない記事が続きますので、ちょっとたいくつを覚えますが、まず、サウル自身が、自分は神から選ばれた王になることと、民が無名の若者が自分たちの王になることを納得するのは容易ではありません。現代のように世界の隅々まで自宅に居ながらにしてしかも映像で見ることができ、多くの解説を聞ける時代とは天と地ほど違います。

 

 神様は人心をよく御存じで、忍耐強く慎重に一つ一つていねいにことを進めます。

 サムエルはひそかにサウルに油を注いで『主が民の君主として、あなたに油をそそがれた』1節、と告げます。ところが、サウル自身も寝耳に水のことなので混乱します。納得して受け入れるまでには段階が要るのです。何よりもこのことが神から出たことだとわかるために、サムエルはサウルがその日一日に起こることを詳細に予言します。その通りに、ギブアでサウルは激しい主の霊を体験し、周囲の人がいぶかるほどに変えられます。

 

 一方サムエルはミツパにイスラエルを招集し、神は民の要求通り、イスラエルに王を立てることを許されたから、これからくじを使って王を決めると宣言します、19節。

 

 十二部族は部族ごとにくじを引くと、ベニヤミン族が取り分けられ、ついにキシュの子サウルに白羽の矢が立つのです。サムエルは万民の前で『見よ。主がお選びになったこの人を』と叫んでサウルを名指し紹介します。それに対して民はいっせいに『王さま ばんざい』24節、と歓声をあげてサウルを認めます。


  • 2018.08.26 Sunday -

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